鯨飲
鯨飲(げいいん)という言葉がありますが、一美人の腹中に鯨一頭ありといった趣です。彼女が麦酒をごくごく飲み干すのを、洗練された武芸を眺めるように見物しました。
・・・この文章を読んで、私の中で、誰の顔が思い浮かんだかについては、ここでは言えない( ゚д゚)。語源は杜甫の詩だとか。ヘエー
さてこの本、タイトルと装丁から受けるフェミニンで感性的なイメージは、すぐ裏切られる。理屈をこねるのは得意だが恋愛不器用な主人公の男子学生が、好奇心旺盛で、素直で天然で育ちのよさそうな後輩に一目惚れし、初デートに漕ぎ着けるまでの春夏秋冬を、京都の街を舞台に繰り広げられる超現実的な珍事件とともに、面白おかしく描いた、シュールで硬派でナンセンスなピュア・ラブ・コメディ。ヒロインの女子学生は、万事この調子である。
かくして私は無手勝流にお酒を嗜んでいたのですが、カウンターの隅にいた見知らぬ中年の殿方に不意に声をかけられました。「ねえ君、なにか悩み事でもあるんじゃないの。そうだろう。」
私にはとっさに言い返す言葉もありません。なぜなら悩みがないからです。
私が黙っていると、その人物は「悩みがあるならミーに言うてみい」と言いました。たいへん巧みな洒落を言う方だなあと私は感服しました。
先日の『鹿男~』とともに、直木賞候補にノミネートされたそうだが(共に落選)、一般受けする作品なのかよくわからない。しかし小説の舞台で10年を過ごした私には、笑えるツボが満載だ。通りや建物名から細部まで光景を思い浮かべることができて楽しいというだけではなく、自尊と自虐と妄想と欲望が渦を巻く主人公の偏屈でねじ曲がった性格と、それ故のなんとも惨めな主観的境遇が、私自身のかつてのそれと通じており、リアルで痛々しく可笑しかった。ヒロインだって、ありえないけど、こんな雰囲気を持った子って確かにいた。Aとか。
途中、いい加減バカバカしくなってきて眠くなり、ふと気づくと、シャツのお腹の右下部分に大きな涎の染みができていて、とても恥ずかしい思いをした以外は、楽しく読み通すことができた。ここまでセンスがピッタリ合う本って、なかなかない。
明日東京で会う大学時代の友人、苦節10数年を経てこの夏結婚相手を見つけた有頂天のF氏に、この本を贈呈したい。
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夜、Aと一緒に








9時過ぎ、仕事を片づけて、「
料理は、サタケさんおすすめの「するめの天ぷら」のほか、「ツブとミズナのサラダ」、「鶏のゆず胡椒焼き」、「ズワイガニのパスタ」などをもらう。「するめ天」はジューシーで、ほんまに美味かった。
一通り食べて飲んで、「ちゃぼ」に移動しようということになるが、電話で確認すると満席状態。「ござる」で待っていてもよかったが、「果実クラブ8181」に是非一度行ってみたいとのAの要望により、歩いて移動することになった。
ゆったりくつろぐ間もなく、サチコさんから「席が空いた」との連絡。またゆっくり来よう。大きなお土産にもう一度感激。
Aと大通で待ち合わせ。歩いて「
もちろんワインも飲める。デキャンタもあるので、赤をデキャンタでもらう。
仕事に戻るAと別れ、一人で「杜一」に入る。先日、花園ゆきさんに教えてもらった地酒バーだ。
終電までもう少し時間があったので、
昼は、先日、義母に教えてもらった「ネギもち」を、一人で作って食べる。
夜は、東急ストアで買い出しをしたあと、「笑店」で一人で晩ごはん。新年のあいさつ。
シオタさんの本日のおすすめその1は、「のれそれポン酢」。
おすすめその2は、「イトヨリダイの野菜あんかけ」。
隣の席に移動し、利き酒師の彼女がセレクトしてくれた日本酒で、はじめましての乾杯。私が「ごーやちゃんぷるー」を頼めば、「ハム多め」の合いの手。スタッフとの掛け合いも、私などよりはるかに上等だ。(当たり前か。)
Aの母が来札。
どこに行くか迷ったが、お腹に優しいおでんの「一平」に行くことにした。混んでいたが、奥の座敷に相席で入れてもらい、途中でカウンターに移らせてもらった。
週末。8時半過ぎ、Aと大通駅で待ち合わせ、「ツバキホール」に向かう。
ワインは、南フランスの赤をボトルでもらう。美味い。
メインは、「イベリコ豚のスペアリブ」。
カウンターに落ち着いてみると、実は知り合いが2人も来ていた。左手に
夜10時ごろ、Aと「こなから」で落ち合う。私は2回目、Aははじめて。今日はカウンターではなく座敷の方に通された。
お酒は、「豊盃 特別純米 冷やおろし」(青森県)、「酉与右衛門 純米」(岩手県)と、あともう一杯もらった。
つづいて、「真だこの網焼き」と「子羊の串焼き」。タコの網焼きは、パン粉とオリーブオイルがまぶしてあり、洋風。
一人で「笑店」で晩ごはん。
写真は、「オヒョウのムニエル」。シェフの塩田さんにすすめられた。さらに、「おでんの大根とはんぺん」と「スタミナチャーハン」をもらう。
夜、ハンズ裏ペンシルビルの「十三夜」でAと待ち合わせ。先日「ちゃぼ」で話した方のお店の姉妹店。
焼酎は、入り口横の棚に樽が並べてあり、自分で注ぎに行くシステムとなっている。昔Aが福岡に住んでいたころに行ってた居酒屋を思い起こさせてくれる感じ。立ち飲み屋っぽく飲めそうで、いい。
そこそこで引き揚げ、Aは仕事に戻る。
最初に、洋風のお通し。串揚げ屋のイメージを崩される。
夜10時ごろ、Aと「笑店」で待ち合わせ。私が先に着く。
最初に出てきたのは、「マグロのカルパッチョ」。ビールを飲みながらつまむ。
「鶏の西京焼きキノコクリームソース」。
ほどなくしてAが到着。
職場の忘年会。
奥は、「クジラベーコン」。北海道に来てから、ときどき名前を聞くことがあり、気になっていたが、食べたのは生まれてはじめて。イメージしていたのとぜんぜん違った姿で(真剣に、豚のベーコンのイメージだった。。。)、面白い食感で、酒肴にいい感じ。
〆に「スタミナ焼きそば」。
ビールで乾杯。片っ端から頼む。「しいたけ」、「はんぺん」、「キャベツ巻き」、「タケノコ」、「ふき」、「八つ頭」、「タコ」、「ダイコン」、「キンチャク」、「肉団子」、「シラタキ」、「かにわかめ」、「えのき」。
お店はMさまにお任せで、予約を入れてくれたのはオイスターバー「
ビールで乾杯し、飲み干すと、次はシャブリを開ける。2人とも飲みっぷりがいい。
左上の写真は、T君指名の「フォアグラ入り豚肉のカイエット」。
ワインも尽き、「サチコさんに会いたいね。」となり、「かごめ料理店」に移動。
印象に残ったのは、「納豆とニラかなにかの鍋」(写真)。冷えた夜に体が暖まった。美味しかった。
サチコさんは、この日は元気だった。tam-booさんのことや、12/1にオープンする新店「ちゃぼ」のことなど、いろいろかまってもらう。「ちゃぼ」は、彼女が一人で切り盛りする立ち飲みテイストの小さなお店だそうだ。サチコさんファンの一人として、成功を願わずにはおれない。
ビールが空くと、カップ酒「すみのえ」、それから鳥取の辛口「こなき」を、飯は「肉骨茶(バクテー)」をもらう。バクテーは、シンガポールの郷土料理だそうで、スープをすすると北海道のスープカレーのよう。香辛料は違うけど、なんとなく通じるモノがある。美味い。最後に、カウンター正面上に鎮座していた、いかにもうまそうな色の柚子酒を一杯もらって、引き上げる。
「鮭児と古平産ヒラメの刺身」。いきなり鮭児だ。生まれてはじめて見る鮭児だ。オレンジ色がピカピカだ。感動した。ヒラメも脂ノリノリだ。
そして、この日、一番楽しみにしていた「キノコ鍋」。
〆には、「寿司盛り合わせ」をもらう。
夜は、自宅で食べるつもりだったけど、2人とも遅くなったので、「笑店」で食べて帰ることにする。
さらに、「トマトの天ぷらチーズのソース」。
〆は、「あっさりラーメン」を2人前。
夜は、一人で「きくぼう」に立ち寄る。Aが、東京へ日帰り出張のため。
杯が空くころ、大将氏が「ござる」から帰還、「AIR-G花ちゃんオススメ」の「日置桜」を出してくれる。美味しい。
自宅で食べる予定だったが、時間が遅くなったので、近所の「漁師小屋」で済ませる。ひそかにはじめて。
酒は泡盛「北谷長老」を、料理は「皮付きラフテーの柔らか煮」をもらう。こちらでラフテーを食べたのははじめてだと思うが、ボリュームがあって美味い。
最後の〆には「ナポリタン」を。ホリさんの十八番だとか。どうりでメニューからいい匂いが漂ってきたわけだ(ほんと)。ナポリタンを食べるのは、いつ以来だろう。。。思い出すことができない。記憶に残らぬ料理、ナポリタンであるが、今夜食べたナポリタンはきっと記憶に残ると思う。携帯カメラの写真、ぶれまくりで残念。
「納豆のカルボナーラ」
「石狩豚のコンフィ」
昼は、西28丁目の「
「豚トロサラダ」
「マグロとアボガドのサラダ」
「生春巻き」
アレあるかなー、ないなーなどと思いながら、メニューを眺めていると、
サンマの次は、「イカの丸焼き」。素朴だけど、柔らかくて味があって美味しい。大好きなメニューの1つだ。
10時半ごろ、「笑店」へ。一ヶ月以上ぶりの来店。店長とは3日前に会ったけど、板長とは久しぶり。空いていたカウンターの一番奥の席に座る。
料理はとりあえず、「海鮮コロッケ」と「米茄子の田楽」を注文する。お酒は、「晴耕雨読」の黒麹バージョンが入っているというので、それをいただいてチビチビ。
お客さんが一通り入れ替わった11時半ごろ、Aが到着。
3皿目「イカ刺し」が登場。私の今日一番の感動で、とろとろ。普通にこんな旨いイカ刺しが食べられるのは、ほんとすばらしいと思う。
Aが、カウンターの上に、小振りのフルーツトマトがたくさん入ったかごが置いてあるのを、目ざとく見つける。店長の実家、穂別から送られてきたものだという。オリーブオイルと塩でいただく。
さらに、なんとサービスで「豚タン塩焼き」をごちそうになる。調子に乗って、「だんだん」(白)を一杯。
昼、仕事の合間、Aと西11丁目の「オステリアゴー」でパスタランチ。
夜は、Aが「ビストロカワサキ」で大宴会。私は、新カメラのテストを口実に、第2週目の花火大会に途中から参加。ひたすらシャッターを切り続けるも、三脚なしではどうしようもないという当たり前の事実と、撮影目的といえども、独りで花火大会はあまりにサムいという、やはりごく当たり前の事実に気づかされて終わる。
すっきりした感じの店内の一角にあるカウンターに通される。ガラス越しに仕込みや串を焼く様子が見ることができるが、ガラス越しでは話はできない。
もう一皿、「鶏もも肉のたたき」。脂がほんのり黄色の地鶏カラーで、いかにも美味しそう。紅葉おろしをのせて食べる。
よく人の入った広い店内は、テラス席を含めて、たぶんオール女性。ガラスを挟んで厨房と向かい合うカウンター席に通される。初めて入るお店でいつもやるように、メニューを舐めるように読んでから、「伊達地鶏の白いミートソース」を、手打ちの太麺でお願いする。新聞を広げる。
お酒は、万膳酒造の「真鶴」(白麹)と「萬膳庵」(黄麹)を。最近開かれた「
終電一本前で戻ってきて夕食。が、笑店は12時で閉店だし、カワサキさんは今日はお休み。どうしようかと迷ったあげく、南1の「caao(顔)」に行くことにする。
食べ物は、「岩手鴨の低温焼きとジャガ芋のサラダ」(左上)、「自然卵のチーズ入りぷりぷりオムレツ」(左)、「ペペロンチーノ」をいただく。
ほとんど食べ終わったころに、仕事を片づけたAが到着。座席を移る必要があるということで、サービスで出して下さったのは、「冷たいチーズフォンデュ」。うれしい。
自宅で順調に育つピーマン。どうやって食べてやろうかな。
夜、Aと落ち合って、「かごめ料理店」へ。新メニューのはがきが来てたので、久しぶりに覗いてみる。
































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