2009/02/18

イタリアワインの誘惑

財務大臣の泥酔動画を見て、どうも他人事とは思えない今日この頃。
「酒は飲んでも飲まれるな。」「人のふり見て我がふり直せ。」肝に銘じよう。

「昼食会では乾杯のワインを嗜む程度、ごっくんはしていない」んだそうだが、
G7会合なのだから、昼食会でも相当高級なワインが用意されていたことだろう。

最高級のイタリアワインはどんなだろう?まさかローマでもフランスワイン?

値段からして、5千円とか1万円とか、そういうレベルのものが出るとは考えにくい。
政府ビルの地下ケーブには、○万円、○十万円のワインが大量に眠っている。多分。
酒飲みには垂涎ものの珠玉の希少ワインが、グラスに注がれる夢の世界。(想像)
ワイン好きがこれをごっくんしないためには、相当の強い意志力が必要であろう。

それはさておき、美味しいワインは人に気を遣いながらは飲みたくないもの。
どんなにいいワインでも、味わうどころでなくなってしまう。ビールの方がまだましだ。
グラス500円のシチリアワインでも、リラックスして飲むワインは本当に美味しい。
でも、たーまには我らが大臣の嗜むような高級ワインも飲んでみたいものだ。(笑)
楽しくね。

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2007/07/25

ホルモー

いろいろ有り、読書は進まず。まだまだ読みたい本はあるので、ペースを落としながら消化していきたい。

万城目学 『鴨川ホルモー』
『鹿男~』の万城目氏のデビュー作。ホルモンではなくホルモー。先日の『夜は短し~』を一層ディープ(内輪ウケ狙い)に、一層ナンセンスにした、京大同人誌ノリの恋愛娯楽小説。発行元は産業編集センター。面白いと思える人には面白いと思うが、書店で平積みになってるのは、正直、不思議な感じがする。

豊富な教養の裏付けある奇天烈な設定の下、異性との関係構築能力の著しく低い京大生の自虐的思考回路を、堅苦しくも丁寧な文体で書き綴る。「イカキョー」のご丁寧な解説もある。小学校高学年レベルのラブストーリー。系統の似た京都本(イカキョーネタ)が続いていた私には、はっきり言って食傷だったけど(おかげで読み進まなかった)、この手合いの小説が今ウケているのか。強すぎる同時代感を素直に喜べない気分で読了(焼き餅!?)。

本作でも脇役が愉快で魅力的。喫茶『おらんじゅ』が懐かしい。京都学派をモチーフにしたギャグも出てきてニヤリ。

「ところで、さっきから気になっていたんだが、あの言葉(色即是空 空即是色)はどういう意味なんだ?よく目にはするが」
高村は話をそらすなとばかりに、俺を睨んだ。だが一方で説明をしたくてたまらない、うずうずした表情を明らかに隠せずにいる。結局、俺の目論見通り、その知的虚栄心に負けた高村は、自ら話の腰を折って得々と説明をはじめた。(中略)
「考えたんだ。虚無とはまさに何もないことだろ。一方で空も何もないこと。でも、何もない状態も含めて、ある、と考えるのが空なんじゃないか、って。だって、実際の青空には何もないように見えて、生命の営みを司る、すべての要素が存在しているだろ?僕も虚無を乗り越えて、空(そら)に至ろうと考えたんだ」

次はなににしようかな。京都モノは、しばらくごちそうさま。

追補(同日):
この2ヶ月分の全仕事の入ったUSBメモリのフォルダ、突如ヒュッと消えて二度と開かなくなった。メモリを差し込んでも緑のライトが光らない。バックアップもない。間抜けすぎる。まだwordやpower pointはどこかに紙が残ってるはず、しかし膨大な時間と労力を費やしたexelデータはどうにもならない。ホルモォーー!!っと叫びたい・・・わけはないが、一杯飲みに街に繰り出したい気分や。

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2007/07/19

宮田屋で珈琲

を啜りながら読書。ビジネス中の営業マンや、サボタージュ中の営業マン達に混じって読書。ユルユルの玉子トーストサンドが美味い。

村上春樹『アフターダーク』

村上春樹の書く文章が好き。過去のすべての作品を読み、新作が出て発売3年後に文庫本で読む程度にとても好き。
しかし昨日読んだこの本は、全然好きではなかった。物語世界への没入をいちいち妨げる、無機的な語りは意図的なのかもしれないが、それを抜きにしても、設定やセリフに無理がありすぎて、白けた。
ハルキ節は変わらず、眠る姉の心理を表現する小道具使いはさすが、妹もキャラ自体はいい。だけど全体的に知的遊戯という印象。高校生や大学生なら、面白く読めるんだろうか。もう、無理して現代日本を舞台にしなくてもいいのでは?余計なお世話。

紀伊国屋書店でまた本を仕入れる。次は畠中恵の予定だったけど、松井今朝子を先にしようかなぁ。あー楽し。

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2007/07/18

しろ祭りの前後

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ジューンマイ ギーンジョーーー!
ヤマガタノー デワサンサン デワサンサン・・・
 
読書の夏はもう少し続く。昨日、一昨日に読んだ本。

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』
重松清『流星ワゴン』

どちらも少年の純粋さ、鋭敏さ、攻撃性がリアルに描かれていた。自分自身の少年時代を思い出し、また子育てをする立場になった者として、いろいろと身につまされた。

『向日葵・・・』は、ホラーサスペンス。かなり最後の方まで結末が読めなかったし、特に終盤の早い展開にはぐいぐい引き込まれたのはよかったけど、ちょっと正攻法じゃない気がした。推理小説として。いくつかのモチーフもややあざとく感じられ、微妙な読後感。

『流星ワゴン』は長かったけど、面白かった。一気に読んで、まだ余韻醒めやらない感じ。「父子関係とそれを巡る父と子の後悔」をテーマとした、前向き教が苦手な私向きのファンタジー。価値を押しつけるのも、押しつけられるのも、押しつけてこないのも嫌いな人間に、豊かなコミュニケーションが開けてくるとしたら、それは幸運な皮肉以上のものではないけれど、幸運に期待するのではなく、さらに一歩踏み出さなければ、自分は主人公以上の惨めさを味わうだろうと、しみじみと思いながら、ときにゾッとしながら、物語の世界に没入した。

中学受験時代の塾通いのかすかな記憶が蘇る。他のいくつかの記憶も。ストレス解消の仕方を知らない、脳天気で無邪気な少年は、いつの間にか、胸にどろどろした薄暗いモノを抱え込み、生を苦しみ、やがて無感覚となり、ただの無神経なオヤジとなる。読後感は、父子のすれ違いというテーマの普遍性を感じて、涙は出なかったけど、ホッとするような、晴れ晴れと元気な気分になった。癒し系。

表紙画像は、宇宙の山ちゃんこと『晴れる屋』のつくね五兄弟。龍勢、それから大七がとても美味しかった。ごちそうさまでした。
 
ジューンマイ ギーンジョーーー!
ヤマガタノー 出羽燦々 デワサンサン・・・(無限ループ)

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2007/07/14

パリ祭

前夜祭ディナーは期待通りの素晴らしい食事だった。写真は改めて。
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期待以上だったのは、昨日読んだ小説。青山七恵『ひとり日和』。(『さっぽろ おさんぽ日和』でなくてすんません。m(_ _)m)
アマゾンのレビューでは、「これのどこが文学か」とか「読んだあと何も残らない」といった否定的な評価が並んでいるけど、自分は読み進めるほどに引き込まれていき、読後感もよかった。自分が、芥川賞の選考委員と同様、オッサン気質で、今の若い人々(女性)の内面世界に疎いが故に、違和感なく楽しめたのかもしれない。
いずれにしても、自分にとっては読み心地のいい文体で、盗むことで人間関係を確認するという主人公の歪んだ性癖や、未熟な自己全能感のようなものにも共感できた。こういう孤独で殺伐とした心象風景を抱いた主人公の登場する小説は、とてもほのぼのするし、心癒される。

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2007/07/13

紫陽花まつり

毎日、稽古に余念ありません。

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             ↓
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             ↓
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先々月の松山遠征前後から続いた、心に余裕のない日々が、ようやく終息しつつある。ネガティブな思考癖のせいで、達成感とか喜びといったものはあまり感じられないけれど(損だな)、ここらでちょっと一息つかせてもらっても、バチは当たらないだろう。要領が悪いから、どうせまたすぐ忙しくなるし。

紀伊国屋書店に行って、平積みになってる小説を手当たり次第に買う。小説は普段あまり読まないけれど、私が気分を切り替えたいとき、元気になりたいときに、いつも助けとなってくれる存在。できれば出来のいい、ごはんを食べるのも忘れるほど、どっぷり没入できるものがいい。でも、よくわからないから、書店が売りたいのを買う。

今日読み終えたのは、万城目学の『鹿男あをによし』。ハチャメチャなストーリーで楽しく読めた。旧暦表現しつつ新暦ベースで話が進むの(と、標準語な関西人)が、気になると言えばなるけど、気にしない。地震+動物つながりで、村上春樹の「かえるくん、東京を救う」を読み直した。
続いて、さっき読みはじめたのは、道尾秀介の『向日葵の咲かない夏』。打って変わって、気分が悪くなる感じ。

話は遡り、先月京都で仕事があった際に、1時間少々時間が空いたとき。一人奈良線に乗って伏見方面へ。(酒蔵巡りではない。)
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藤森神社の「紫陽花まつり」。ピークは過ぎていたけれど、さすが圧巻。こちらは東の箱根と並ぶ名所。平安遷都よりも古い、由緒ある社らしいが、淀に近いからか、今はなぜか競馬の神様。ええ加減や。
京都に来るたびに、なぜ昔もっと回っておかなかったんだろうと無駄に悔やむ。今こうして来れたのだから、よかったのだ。

あいかわらず食べ歩きはしてません。酒はぼちぼち(thanks to Maruyamaya!)。感動の「ラ・サンテ祭り(ホワイトアスパラ塩竈に感涙!)」&「さぐら祭り(全部旨すぎ&ゆうさんはじめまして!)」の思い出は、また改めて。
今夜は、中村祭り以来2回目の「ル・バエレンタル」。とっても楽しみ。

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